今週のトピック

「忠告を素直に聞けない時」2017年02月26日

箴言 24章 6節

「あなたはすぐれた指揮のもとに戦いを交え、
多くの助言者によって勝利を得る。」

列王記第2 5章 13-14節

  「そのとき、彼のしもべたちが
近づいて彼に言った。 『わが父よ。あの預言者が、もしも、
むずかしいことをあなたに命じたとしたら、
あなたはきっとそれをなさったのではありませんか。
ただ、彼はあなたに
『身を洗って、きよくなりなさい』
と言っただけではありませんか。』
そこで、ナアマンは下って行き、
神の人の言ったとおりに、
ヨルダン川に七たび身を浸した。
すると彼のからだは元どおりになって、
幼子のからだのようになり、きよくなった。」

失敗や誤りをした時、周りの人が心配して忠告や助言をしてくれる時があります。何でもない時は、素直に聞けるのですが、反抗心が出てしまいなかなか聞けない時があります。そんな時、自分は素直ではないなぁと思いながらも、なかなか心を開けない時があります。

先週(2/19)のCS成人科での学びは列王記第2の5章の将軍ナアマンの箇所でした。ナアマンは、癒しを求めてアラムから北イスラエルのエリシャのもとに来たのに、しもべを遣わした非礼に腹を立て、自国アラムに帰りかけます。その時、上記にありますように、彼のしもべたちの進言に心を動かされ、エリシャに言われた通りヨルダン川に七たび身を浸し、神の癒しを体験します。なぜ、ナアマンは進言に心を開くことができたのか?彼は将軍として戦いの時、部下の進言を聞ける人であったからかもしれないと思いました。忠告や助言を聞ける人にならなければと思います。

(文=松本俊雄 牧師)


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