Iテサロニケ人への手紙 5章 11節

「ですから、あなたがたは、今しているとおり、
互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい。」

ここ１週間ぐらい悪天候の日が続いています。暑さはひと段落し、涼しいと思える日もあります。これで夏バテ解消と行けばよいのですが、そううまくはいかず、私自身は身体に不調を覚える日々が続いていました。どうしてだろうと困惑していましたが、日曜日の昼食時に、ある方から「このところ台風がいっぱい来ていて、体調が悪いので困っている」とお聞きし、やっとその理由がわかった気がしました。

幼い頃から、台風や強い低気圧が日本列島に近づくたびに、喘息になったり、気分が悪くなったりと、体調が悪化する経験を多くしてきました。これは体質もあるのですが、天候が大きな要因ですのでどうにもできません。今回の体調不良もその影響かもしれないとわかり、私自身何とも言えない気分になりました。

私はその方に「私もそうだと思います。こればっかりはしょうがないですね」と返事をしました。すると「どうしようもないね、お互いに頑張りましょう」と声をかけられ、それまでの気持ちが大きく変わり、元気になれたような気がしたのです。１つの言葉でここまで慰められるのかと感謝しました。「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。(IIコリント1章4節)」のみことばにもあるように、慰めの源は神様にあると思います。そして互いに励まし合い、慰め合えることも神様からの恵みであり、だからこそ私自身も今日、前向きに歩めると改めて示されました。

（文＝加藤信行 伝道師）

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