今週のトピック

「よい知らせを聞くなら」2019年 2月 17日

箴言 15章 30節

「目の光は心を喜ばせ、
良い知らせは人を健やかにする」

(引用元:聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

先週、アレルギー症状の処方をして頂いているかかりつけの医院に行き、定期受診をしました。このところ、早めに飛んでいるという花粉の影響でしょうか、それとも寒暖の差が激しいせいでしょうか、どちらにせよ気分が常にすぐれない日が続いていましたので、「よくありませんね」と先生から言われるとばかり思っていたのですが…。全く逆で「検査結果を見る限り、良い状態ですよ」と言われてしまいました(ある意味期待はずれ?)。

医師の診断は明確で、皮膚の状態がやや悪くて、熱をもってしまっているので、この薬を飲んで下さいと新たな漢方薬が処方されました。主な原因は皮膚の乾燥で、アレルギーがこれまで以上にひどくなっているわけではないとのこと。そして、実際に薬を飲みだしたところ、身体のかゆみがだいぶ減り、同時に身体のだるさも改善され、受診できて本当によかったと思えました。

そこで思い出したのが、上記のみことばです。確かに症状の改善は薬によるが部分も大きいと思いますが、先生から「よい」という言葉を聞けた事も私には大きなことでした。説得力のある「良い情報」は私の心を落ち着かせたのです。この事は信仰生活においても同様な気がします。神さまからの「よい知らせ」は私たちに、喜びと生きる力を与えます。健康にもつながるかもしれませんが、直接的には「心」を変えて下さいます。この喜びを保つために、謙虚な姿勢を保ち、良い知らせである「福音」に絶えず触れ続ける歩みをしたいと願っています。

(文=加藤信行 副牧師)


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