コリント人へ手紙第二　9章　6節

「私はこう考えます。
少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、
豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。」

(引用元：聖書 新改訳 2003新日本聖書刊行会)

先週、梅雨入り前にもかからず、じめじめした何とも言えない天気が続きました。気温が高いわけではありませんが、少し動くだけで汗をかいている自分に気づかされました。そのような中で、６月１６日のＷｅｌｃｏｍｅ(ウェルカム) Ｃｈｕｒｃｈ(チャーチ) ｄａｙ(デイ)に向けてともしび通信を配布していたのですが、恥ずかしながら、なかなか重たい腰があがりませんでした。暑さがある昼間を避けて、その時間には他のなすべき奉仕を先にしておくわけですが、いざ夕方の時間になっても、心から喜んで動き出せない自分がいるのです。

それではいけないと、よっこらしょと配布に向かいます。そうすると不思議なことに、配布中に楽しい事が見つかるのです。「あっ、新しい家々が立てられた！」とか「このお宅のポストはずっと見つけられていなかったけれど、こんな所に設置されていたのか！」など、新たな発見を見出し、祈りつつともしび通信を入れて次へと、ワクワクする思いで配布を行えることが多くありました(この楽しさは配布されたことがある方ならわかるはず！)

蒸し暑さで確かに身体的にはきついのも確かです。しかし重い腰をあげてみて、得ることができる神様の祝福をも見出すことができ、「これは神様のあわれみだ」と思わされています。これからも「豊かに」みことばの種を蒔き続ける者でありたいです。

（文＝加藤信行 副牧師）

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